陸上競技の練習で行われるもも上げは、短距離選手だけでなく、中長距離選手、跳躍選手、球技選手のウォーミングアップでもよく見かける代表的なドリルです。
しかし、膝を高く上げれば足が速くなると思って繰り返しているものの、練習の意味が分からない、走るときに同じ動きができない、疲れるだけで効果を感じられないと悩んでいる人も少なくありません。
陸上のもも上げドリルが持つ本来の意味は、膝をできるだけ高く持ち上げることではなく、良い姿勢を保ったまま左右の脚を素早く切り替え、接地から次の一歩までを滑らかにつなぐ感覚を身につけることです。
ここでは、もも上げで期待できる効果、速く走る動きとの関係、正しいやり方、よくある失敗、練習への取り入れ方までを整理し、形だけの反復で終わらせず実際の走りに結びつける考え方を紹介します。
陸上のもも上げドリルは何のために行うのか

陸上のもも上げドリルを行う主な目的は、走る動作の一部分を取り出し、姿勢、脚の切り替え、腕振り、接地のタイミングを意識しやすい速度で反復することです。
走っている最中は一歩ごとの動きが速いため、自分の膝や足首がどの位置にあるかを細かく確認する余裕がありませんが、ドリルに分解すると改善したい要素へ注意を向けやすくなります。
ただし、もも上げだけで足が速くなるわけではなく、ドリルでつかんだ感覚を流しや加速走へ移す工程まで含めて練習することが重要です。
走る動作を分解する
もも上げは、複雑なスプリント動作から脚を前方へ運ぶ局面と、支持脚で姿勢を保つ局面を取り出した基礎ドリルであり、走り方を部分的に確認するために行います。
全力疾走では、腕振り、骨盤の動き、股関節の曲げ伸ばし、膝のたたみ、足首の固定、接地が短時間に連続するため、初心者がすべてを同時に修正しようとすると動きが硬くなりやすくなります。
その点、もも上げなら移動速度やリズムを調整できるので、頭の位置が上下していないか、腰が後ろへ引けていないか、左右で膝の高さが大きく違わないかを確認できます。
ドリルは完成した走りをそのまま再現するものではなく、改善したい部品を取り出す練習だと理解すると、膝の高さだけを追いかけず目的に合った反復ができます。
脚の切り替えを整える
もも上げで身につけたい重要な感覚は、上げた脚を空中で止めず、反対側の脚と入れ替えるように素早く切り替えることです。
片脚を持ち上げようと意識しすぎると、支持脚で長く立ったままになり、実際の走りに必要な連続性が失われますが、左右の交換を意識すると一歩ごとのリズムを保ちやすくなります。
上がっている膝だけを見るのではなく、持ち上げた脚が下がるタイミングと、反対の脚が前へ出るタイミングがそろっているかを確認すると、動きの滞りを見つけやすくなります。
テンポを速めても腰が落ちず、足音が大きくならず、左右の動きが一定であれば、脚を上げる運動から走るための切り替え練習へ近づいていると判断できます。
姿勢を保つ感覚を養う
もも上げでは、脚を動かしている間も頭、胸、骨盤の位置を安定させ、地面から受ける力を全身へ伝えやすい姿勢をつくることが大切です。
膝を高くしようとして上体を後ろへ反らすと、見た目の高さは出ても骨盤が前へ流れ、接地した足の上へ身体を乗せにくくなるため、走りへ移したときにブレーキが生じやすくなります。
反対に、胸を丸めて前へ倒れ込むと股関節の動く範囲が狭くなり、腕も小さくなりやすいので、頭から支持脚までが無理なく積み重なる姿勢を優先します。
World Athleticsが紹介したスプリント指導でも、ハイニードリルでは良い姿勢を保ち、身体を高く保つことが強調されています。
股関節から脚を動かす
もも上げの動作では、膝だけを胸へ近づけるのではなく、股関節を支点にして太もも全体を前方へ運ぶ意識が必要です。
膝から下だけを振り上げる動きになると、かかとが前へ投げ出され、接地位置が身体から離れやすくなるため、膝頭を前方へ運びながら下腿は自然にたたまれる形を目指します。
股関節を使って脚を動かせると、上げる局面だけでなく下ろす局面も滑らかになり、接地へ向けて脚全体を準備しやすくなります。
ただし、股関節の前側へ強い詰まりや痛みが出るほど引き上げる必要はなく、姿勢を崩さず反対側の足で地面を捉えられる範囲が、その時点で扱うべき適切な高さです。
接地のリズムを覚える
陸上のもも上げドリルには、足をどこへ下ろし、どの程度の時間で地面から離すかを確認する意味もあります。
足を身体より遠い位置へ伸ばして着くのではなく、骨盤の近くへ下ろす意識を持つと、接地後に身体が足の上を通過しやすくなります。
- 足音を必要以上に大きくしない
- 接地したまま長く粘らない
- つま先だけで跳ね続けない
- かかとを強く打ちつけない
- 左右で同じテンポを保つ
接地位置は体格、速度、加速局面か最高速度局面かによって変わるため、常に身体の真下へ着けば正解と固定せず、腰が落ちない範囲で素早く次の一歩へ移れるかを基準にします。
速い動きへの準備になる
もも上げは、静的なストレッチのように筋肉を伸ばすことだけが目的ではなく、ウォーミングアップの後半で身体を速い動きへ段階的に移行させる役割もあります。
ゆっくりしたジョギングから突然全力疾走へ移るのではなく、歩行型のもも上げ、リズミカルなもも上げ、前へ進むハイニー、流しという順番で強度を上げると、動作の確認と速度への準備を両立できます。
| 段階 | 主な目的 | 意識する点 |
|---|---|---|
| 歩行型 | 姿勢の確認 | 軸足で立つ |
| その場型 | 左右の交換 | 一定のテンポ |
| 移動型 | 接地の連続 | 腰を落とさない |
| 高速型 | 速い刺激 | 短時間で終える |
| 流し | 走りへ接続 | 力まず加速する |
World Athleticsのハイニードリル紹介でも、速く走るための準備やウォーミングアップとして活用し、動きを覚えてから徐々にテンポを上げる考え方が示されています。
膝の高さだけで速さは決まらない
もも上げという名称から、膝を高く上げるほど速く走れると考えがちですが、実際のスプリント速度は膝の最高到達点だけで決まるものではありません。
走る速さには、接地中に力を発揮する能力、脚を切り替える速さ、ストライド、ピッチ、姿勢、力を加える方向、筋力や腱の性質など複数の要素が関係します。
世界大会におけるスプリント動作の分析でも、最大の腿角度と疾走速度を単純に結びつけられないことが示されているため、高く上げること自体を最終目標にするのは適切ではありません。
もも上げの成果は膝の高さではなく、姿勢を崩さず脚を交換できたか、その後の流しで接地やリズムが改善したか、実際の走りが自然になったかによって評価する必要があります。
もも上げの効果を引き出す正しいやり方

もも上げを効果的に行うには、最初から速く激しく動くのではなく、姿勢、腕振り、膝の向き、足の下ろし方を低い強度で確認してからテンポを高めます。
形が崩れた状態で回数だけ増やすと、腰が落ちる、上体が反る、足を前へ投げ出すといった癖を反復することになるため、短い距離でも質を優先することが大切です。
正解を一つの見た目へ固定するのではなく、選手の体格、柔軟性、競技歴、練習目的に合わせて膝の高さや移動速度を調整します。
基本姿勢を先につくる
開始時は足を腰幅程度に開き、目線を正面へ向け、肩の力を抜きながら胸郭と骨盤が大きくずれない位置をつくります。
身体を高く保つ意識は必要ですが、胸を張りすぎて腰を反らしたり、顎を上げて背中を緊張させたりすると脚が動きにくくなるため、自然に立てる範囲を基準にします。
- 目線は正面へ向ける
- 顎を軽く引く
- 肩をすくめない
- 骨盤を前へ流さない
- 支持脚の上に身体を置く
- 腕は前後へ振る
片脚を上げた瞬間にぐらつく場合は、速く動く前に歩行型で一歩ずつ止まり、足裏、膝、骨盤、頭が大きく横へずれていないかを確かめると修正しやすくなります。
一歩を順番に確認する
もも上げは、支持脚で姿勢を保つ、反対の太ももを前へ運ぶ、上げた脚を下ろす、左右を入れ替えるという流れで進みます。
初心者は一連の動きを同時に急いで行うより、それぞれの局面で何が起きているかを理解してから連続動作へ移したほうが、膝だけを振り回す失敗を防げます。
| 局面 | 動作 | 確認点 |
|---|---|---|
| 支持 | 片脚で身体を支える | 腰が横へ逃げない |
| 引き上げ | 太ももを前へ運ぶ | 上体を反らさない |
| 下降 | 足を骨盤付近へ戻す | 前へ投げ出さない |
| 接地 | 足裏で地面を捉える | 強く踏みつけない |
| 交換 | 左右を入れ替える | リズムを止めない |
一歩ずつの形を覚えた後は動きをつなげ、脚の上下ではなく左右が円滑に交換されている感覚へ意識を移すと、走りに近い連続性をつくれます。
距離と強度を抑える
もも上げは長時間続ければ効果が高まる運動ではなく、姿勢とリズムを維持できる短い時間で区切るほうが、技術練習としての質を保ちやすくなります。
目安としては十メートルから二十メートル程度を一回とし、歩行型から始めて二回から四回ほど反復しますが、初心者や小学生は距離を短くしても問題ありません。
テンポが落ちたり足音が重くなったりした状態で続けると、疲労に耐える練習へ目的が変わるため、スプリント前のドリルでは余力を残して終了します。
ウォーミングアップで実施する場合は、軽いジョギングや動的な可動域づくりの後に配置し、最後に五十メートル前後の流しを行って身体全体の走りへ接続します。
ドリルの感覚を実際の走りへつなげる方法

もも上げが上手にできても、通常のランニングへ移った瞬間に腰が落ちたり、足を前へ伸ばしたりする場合は、ドリルと疾走の間をつなぐ練習が不足しています。
ドリルは独立した技能を競うものではないため、実施直後に短い加速走や流しを入れ、どの感覚を走りへ残すのかを確かめる必要があります。
一度に多くの修正点を意識せず、その日の目的を姿勢、切り替え、接地など一つに絞ると、走っている最中にも再現しやすくなります。
移行ドリルを取り入れる
もも上げから走りへ自然に移るには、同じ距離の中でドリルと加速を連続させる移行練習が役立ちます。
最初の十メートルでもも上げを行い、姿勢を変えずに次の二十メートルを流すと、脚を切り替える感覚を通常のストライドへ広げやすくなります。
- もも上げ十メートルから流し
- 歩行型からスキップへ移行
- その場型から前方へ加速
- 低いもも上げから速度を上げる
- ドリル後に三十メートル加速走
移行した瞬間に膝を意図的に高く保とうとすると走りが窮屈になるため、ドリルで整えた姿勢とテンポだけを残し、通常の走行では前方への移動を優先します。
意識する言葉を一つに絞る
走りながら膝、足首、腕、骨盤、目線をすべて意識することは難しいため、ドリルで得た感覚を短い言葉へ置き換える方法が有効です。
選手によって同じ言葉から受ける印象が異なるので、指導者の表現をそのまま使うのではなく、自分の動きが自然になる言葉を探します。
| 課題 | 意識の例 | 避けたい意識 |
|---|---|---|
| 腰が落ちる | 頭を高く運ぶ | 脚を強く伸ばす |
| 切り替えが遅い | 左右を交換する | 膝を長く止める |
| 足が前へ出る | 近くへ下ろす | 遠くへ踏み出す |
| 力みが強い | 肩を静かにする | 腕を最大に振る |
| 接地が長い | 触れて離れる | 最後まで蹴り切る |
一つの言葉で数本走り、動きが良くならなければ表現を変えるという流れにすると、合わない意識を繰り返してフォームを崩すことを避けられます。
動画では全体の流れを見る
もも上げを動画で確認するときは、膝が水平まで上がったかだけを見るのではなく、頭の上下動、骨盤の位置、腕と脚のタイミング、足の接地位置を観察します。
正面から撮影すると左右差や膝の向きを確認しやすく、横から撮影すると上体の傾きや足を前へ投げ出していないかを確認しやすくなります。
一回の映像で細部まで判断せず、通常速度とスロー再生の両方を使い、良かった試技と崩れた試技を比較すると変化が見つかりやすくなります。
見た目が理想的でも走りへ移したときに速度が落ちる場合は、その形が本人に合っていない可能性があるため、映像だけでなく走りやすさ、タイム、足音、疲労感も合わせて評価します。
もも上げで起こりやすい失敗

もも上げは単純な動作に見えますが、膝を高くすることへ意識が偏ると、上体の反り、腰の落ち、足の振り出し、過剰な力みが起こりやすくなります。
間違った動きを一度行っただけでフォームが悪くなるわけではありませんが、目的を理解せず毎回同じ形を反復すると、走りに不要な動きを身につける可能性があります。
失敗を見つけたときは動きを全面的に作り直そうとせず、速度を落とし、膝の高さを下げ、改善するポイントを一つに絞ってやり直します。
膝を高くしすぎる
代表的な失敗は、膝を胸へ近づけることを優先しすぎて、身体を後ろへ反らしたり、支持脚の膝を深く曲げたりする動きです。
高く上げるほど負荷は増えますが、姿勢を崩して可動域を広げても、実際の疾走で使える動きになるとは限りません。
- 上体が後ろへ倒れる
- 腰が前へ突き出る
- 支持脚が沈み込む
- 膝を上で止めてしまう
- 股関節の前側が詰まる
- テンポが遅くなる
膝の高さを少し下げたときに姿勢とリズムが改善するなら、その高さが現在の適正範囲であり、筋力や動作の習熟に合わせて徐々に可動域を広げれば十分です。
足を前へ伸ばして接地する
太ももを上げた後に膝から下を前へ振り出すと、足が身体より遠い位置へ着き、接地のたびに前方への移動を妨げやすくなります。
この動きは、膝を上げた姿勢を長く見せようとした場合や、一歩を大きくしようとして足先を遠くへ伸ばした場合に起こりやすくなります。
| 見られる現象 | 考えられる原因 | 修正の方向 |
|---|---|---|
| かかとから強く着く | 足を前へ投げる | 近くへ下ろす |
| 接地音が大きい | 下方向へ踏みつける | 静かな交換 |
| 腰が後ろに残る | 上体が後傾する | 支持脚へ乗る |
| 一歩ごとに止まる | 膝を上で止める | 連続して入れ替える |
| すねが前へ出る | 膝下を振り出す | 太ももから動かす |
足を無理に真下へ叩きつけるのではなく、太ももが下がる流れに合わせて足裏が自然に骨盤付近へ戻るようにすると、接地から次の一歩までを滑らかにつなげられます。
疲労しても続けてしまう
もも上げを補強運動として行う場合は一定の疲労が生じますが、走動作を整えるドリルとして行う場合は、疲労で姿勢が崩れる前に終了する必要があります。
呼吸が大きく乱れ、足が上がらず、接地音が重くなっているにもかかわらず回数を増やすと、素早い切り替えではなく疲れた状態で粘る動きを反復してしまいます。
特にスプリント練習の直前は、ドリルで脚を疲れさせると本練習の速度や接地の質が落ちるため、回数よりも一本ごとの再現性を優先します。
股関節、腰、膝、アキレス腱などに鋭い痛みが出た場合は技術の問題として我慢せず中止し、疲労、可動域、練習量、路面、シューズなどを確認します。
種目や経験に合わせた取り入れ方

もも上げの基本的な目的は共通していますが、短距離、中長距離、跳躍、球技では求められる速度や接地の特徴が異なるため、同じ回数とテンポで行う必要はありません。
競技特性に近づけすぎてドリルの形を複雑にするより、何を改善するために行うのかを決め、必要な要素だけを選ぶことが大切です。
年齢や競技歴によっても適切な負荷は変わるため、上級選手の高速ドリルを初心者がそのまままねるのではなく、歩行型や低いもも上げから段階的に進めます。
短距離選手は速度へ接続する
短距離選手がもも上げを行う場合は、姿勢と脚の交換を確認した後、短い加速走や流しへつなげて高速動作に移すことが重要です。
ドリルだけを何本も繰り返すより、目的別に一種類から三種類へ絞り、本練習で必要な感覚を準備する使い方が適しています。
- 加速練習前は前傾姿勢を確認する
- 最高速度練習前は身体を高く保つ
- ピッチ練習前は低く速く切り替える
- 跳躍練習前は姿勢と接地をそろえる
- スタート前は過度に疲労させない
短距離では速いテンポが必要ですが、動作が雑になる速度まで上げると準備の意味が薄れるため、最後の数本だけを高速にし、直後の走りで再現できるかを確かめます。
中長距離は力みを減らす
中長距離選手にとってのもも上げは、短距離選手のように最大の膝高を目指すものではなく、疲労時にも姿勢と脚の回収を保つための動きづくりとして活用できます。
レースペースより極端に大きな動作を繰り返すと実際のフォームとの違いが大きくなるため、低めの膝位置で軽快なテンポを保つ方法が使いやすくなります。
| 対象 | 主な目的 | 適した形式 |
|---|---|---|
| 短距離 | 高速な脚の交換 | 短距離の高速型 |
| 中距離 | 姿勢とリズム | 低めの移動型 |
| 長距離 | 接地の軽さ | 短時間の低強度型 |
| 跳躍 | 助走の安定 | 流しへの移行型 |
| 球技 | 加速前の準備 | 方向変化との組み合わせ |
長い距離を走った後に行う場合は疲労で腰が落ちやすいので、動きを整える目的なら短時間にとどめ、補強目的の高負荷メニューとは分けて考えます。
初心者は低い高さから始める
小学生や陸上初心者は、膝を水平まで上げる形を最初から求めず、片脚で立つ、腕と脚を反対に動かす、一定のリズムで進むという基本から始めます。
歩行型で姿勢が安定したら軽いスキップ、その場での切り替え、前へ進むもも上げへ進むと、速さだけを競って動作が乱れることを防げます。
指導するときは細かな関節角度を並べるより、背を高くする、左右を入れ替える、静かに進むなど、本人が動きへ変換しやすい言葉を一つずつ伝えます。
競技へ復帰したばかりの選手も同様に、可動域とテンポを抑えた形式から始め、痛みや左右差がないことを確認してから移動距離や速度を増やします。
もも上げは目的を理解して走りへ生かす
陸上のもも上げドリルには、膝を高く見せることではなく、良い姿勢を保ちながら股関節から脚を運び、左右を素早く交換し、接地を次の一歩へつなげる意味があります。
期待できる効果は、動作の確認、リズムの改善、姿勢の安定、速い運動への準備などですが、ドリルだけを繰り返しても自動的にスプリントタイムが短縮されるわけではありません。
膝を上げすぎる、上体を反らす、足を前へ投げ出す、疲れても続けるといった失敗を避け、姿勢を崩さず実施できる高さとテンポから始めることが大切です。
もも上げの直後に流しや短い加速走を行い、ドリルで整えた感覚が通常の走りでも再現されているかを確認することで、単なる準備運動ではなく競技動作を改善するための練習として活用できます。




